panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

自分で自分にかけた呪い

2ヶ月で、2年分動いたような気がする。引っ越してきたのが、たった2ヶ月前だなんて信じられない。もうこちらの方が長く住んでいるような感覚で、4年住んだはずのあの街は、もう遠い思い出になってしまって、すっかり他所の人のもの。


日常が非日常になって手が届かなくなること、そんなに長くは生きていないけれど、人生の中で何度も経験したその感覚は未だ慣れない。寂しくて、寂しくて、その虚無感を埋めるために必死になりすぎて倒れた。


今日と明日、私は家の中でいない存在として扱ってほしいと頼んだ。好きなだけ寝て、身体を休める他に、回復の術はない。

娘には、怒ってしまう病気だから母はしばらく一緒にいられないのだと説明した。ダディの方が優しいから、お互いに距離を置いた方が幸せなのだ。


疲労のとどめは、恐らく先週の火曜日。自分の子どもプラスしつけのなっていない他所の子どもの面倒を半日見るのが相当堪えた。よりにもよって大雨の日で、あの日に心が壊れ始めてから身体にもどっと疲れがわいてしまったのだ。


そして、それがきっかけで、今後の教育方針とか自分の価値観のようなものがかなり揺らいで悩んだ。


私は躾やマナー、礼儀をかなり重視する人間のようだ。娘にまず身につけてほしいのも、身支度や身だしなみ、生活力。やるべきことをやってから遊ぶ、家族と他人の区別、家と外の区別をつけてわきまえること、私の娘は、わりとそういうところができている子だ。だから、それができていない他人の子どもはかわいいと思えず、だからと言って、私が首を突っ込む問題でもないから、そういう人とはとりあえず距離を置こうかな、この価値観が合わない教育はダメだ、とか悶々とした。


それから、私は因果応報、という言葉を信じている。誰かに嫌なことをすれば自分に返ってくる。私に嫌なことをすれば、その加害者もいつか報いを受ける。そんな呪いを信じないと次に進めない、私の短所なのだけれど、娘にもそんなことを言ってしまう。「バチが当たったね。」そして、私は、娘に優しくできなかった報いを後ほど受けることになるのだろうと覚悟しなければならない。



アウトプットはこのくらいにして、長い長い休息を採ろう。

秋の夜長、おすすめの三部作

今週のお題「読書の秋」


秋の夜長、毎日心が震えるような1日の終わりを過ごしたいと思ったら、とっておきの三部作があります。有名過ぎるド定番ですが、こちら!


まずは、『子どもたちは夜と遊ぶ』


子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

グロテスクなのに美しい物語。読んでいて血のにおいを感じるほど迫力のある描写に震えながらも読むのをやめられない。勘違いが生むすれ違いで、いくつもの悲劇が起こってしまうのだけれど、最後の最後は涙です。


次はこちら。『ぼくのメジャースプーン』

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

主人公は異なりますが、『子どもたちは夜と遊ぶ』の種明かし、後日談あり。なので、この読む順は絶対。こちらもなかなか重いテーマですが、残酷さに呑み込まれた人を救う愛に泣きました。


最後は、『名前探しの放課後』

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

個人的にはこの作品が1番好きで、やっぱり泣きました。友達のため、家族のため、自分自身のため、ひとつずつ一生懸命動いていく、それぞれの登場人物の健気さに心を打たれます。

『子どもたちは夜と遊ぶ』『ぼくのメジャースプーン』は必読です。ここで3つがつながって、本当の面白さがわかります。


このあと、まだまだ辻村作品が読みたくなったら、

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)


凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

この2作品は上記3作品と若干絡みがあります。


もっと読みたくなったら、

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)


これを読むと次は短編が面白い。


ロードムービー (講談社文庫)

ロードムービー (講談社文庫)

光待つ場所へ (講談社文庫)

光待つ場所へ (講談社文庫)


つらつら挙げていくと、1ヶ月くらいは辻村作品を堪能できますね。

後追いと生理

生後8ヶ月くらいから後追いが始まると、母親の多くはトイレのドアを全開にして用をたすようになる。それは、わが家だけの話ではなく、聞くところによると、ほとんどの家でそうなるらしい。

トイレ全開がいつまで続くのかというと、うちはやっと最近ときどき鍵をかけても大丈夫になったくらいだから、1年半以上は全開が当たり前、ゆっくりトイレに入れない状態が続くのではないだろうか。



トイレ全開で困るのは生理のとき。さすがに生理のときは閉めて入る人が多数派で、生理という身体の話を子どもにするのは、当然ずっと先のことであるべきなのだろう。


生理のときに、子どもがトイレに入ってきて汚れたナプキンを見られてしまったとき、ウンチを漏らしちゃったことにして誤魔化したという話を聞いたことがあって、そのときは驚いた。


実は、私は、子どもが女ということもあり、生理のときも特に気にせず全開で、娘は血が出ていることも認識している。「新しいナプキン出す?」など余計な気も回すくらいだ。


旦那の帰りが遅いので、お風呂も私が入れなければならないとなると、トイレで隠しても、お風呂で気づかれてしまうから、もうありのままの姿を見せることにしている。


「どうして血が出るの?」とはまだ聞かれない。血が出ることがあるんだ~くらいの認識でとどまっているうちは、説明は要らないと思っている。


私は小5のときに「こっちむいてみい子」というマンガを読むまで、「生理」を知らなかった。友達に聞いてみると、知っているけど恥ずかしくて教えられないとのこと。母親に訊くと、「おしりから血が出る」とだけ教えられた。ちょうどその1週間後くらいに、学校で初めての性教育があって、マンガの内容と、自分に起こりうることがどんなものなのかということを理解した。


つまり、私はこういうことに関して奥手だったのだ。私の母が、どんなふうに隠し通していたのか、私は知らない。

逆に私は、娘に早く晒し過ぎた。でも、その分、説明しなければならない時が来ても、ためらわずきちんと説明できるだろう。

恥じることではないし、いつかは知らなければいけないこと。


後追い時期以降のトイレ対策は本当に大変。心を無にして、きちんと鍵をかけ、泣かせっぱなしが模範解答なのかな?


こっちむいて!みい子 29 (ちゃおコミックス)

こっちむいて!みい子 29 (ちゃおコミックス)

子連れで仕事をする/子育ての外注

私の仕事、正確には、まだ仕事をするための準備なので、当然保育園に預けることなどできるわけがなく、一時預かり可能な施設も近くにないので、子連れで勉強会に参加したり、営業の下見や準備をしている。


なんだか申し訳ない。本当なら、家なり外なりで、自分のやりたいように遊ぶべき子どもが、親にくっついて歩き、大人の会話に挟まれながら絵を描いたりもぞもぞ暴れたりしているのはいじらしい。

ギャーギャー泣いて困らせる子どもよりずっと気の毒だ。気を遣って、おとなしくしていようと努めることのできる子どもは大変だ。


昼寝の間や夜だけでは時間が足りない。昼寝はしてくれる保証もなく、夜は昼寝をすれば夜更かし。

何より私の体調が優れないので、私も寝た方が良いわけで、今日も1日。娘は私の仕事に付き合った。


今は子育て外注時代だと言った人がいる。子どもを保育園に預けて働くのが当たり前になったというだけでなく、幼稚園、保育園から帰ってきた後も、習い事の予定でいっぱい。

親自身が子どもに教育、学びや遊びを与えたり、共に過ごすことをせず、それらのほとんどを外部に期待して投資をしている状況のことだと思われる。


一方で、もっと昔は、母親達も農作業に忙しく、赤ん坊でも日に焼けていたとか、兄弟がたくさんいて、母よりもむしろ子どもたちが面倒を見ていたとか、今の時代ほど母子が密着していた時代はないという人もいる。


共働きが当たり前で、子育ては外注と言われる家庭と、母にばかり子育ての責任が集中するから大変と言われる家庭が共存していているなかで、「外注」批判の対象でもあり、問題の解決策でもある。


少し前までは、「外注」に良いイメージを持てなかった。保育園に預けることを悪いとは思わない。習い事は、お金持ちは良いなぁくらいにしか思わない。でも、自分は、それをやりたくないと思った。大変な仕事を他人に押し付けるような感覚と、「外注先」を選べない状況で、信頼できる預け先が見つかるとは思わなかったから。


でも、今は違う。子どもは案外適応力が高くて、どんなところに置かれても、楽しいことを見つけて遊べるものだとわかったし、親から離れて、他の大人や同年代のお友達と自分の力でつながろうとするのは大事なことだと思う。

それに、親は万能ではないし、何でもかんでもやってあげられるわけではないから、不得意なことは専門家に外注した方が、母子共に幸せだ。全部ひとりでやろうとすると、かえって不足が生じる。


大事なのは、親自身が心から納得したものであること、そして、それを子どもも納得することだと思う。


親が選んだ保育園、幼稚園、習い事、子どもがどうしても嫌だったら、考え直してみる。必要に応じて思いきってやめる勇気も持っておく。子どもをよく観察して、気持ちをくみ取ること、これが1番大事。


「マミー今仕事しないで。」

と泣かれた。どうしても会場を早めに押さえておきたくて、遊んでいるときに探してしまった。

親子でWIN WINになっていない今、すごくもどかしい。

PMSの夜食

PMSでねむくて仕方がないときに、眠気覚ましのコーヒーを飲むのはおバカさんだ。

でも、気持ちを紛らわしたいときは温かい飲み物。
ずっとコーヒーをやめられなくて、肝心なときに眠れなかった。


でも、今日はこれ。


プレママ、新米ママ御用達のルイボスティー。ノンカフェインだし、効能も良いらしい。肌にも良いとか。

効能は忘れてしまったけれど、貧血や血糖値の上昇で悩んだときに、薬のつもりで飲んでいたから、きっとそのあたりの症状に効くのだと思う。


特別美味しいわけでもないけれど、飲みにくいクセはなく、身体をいたわっていた頃を思い出す懐かしい匂いがする。


身体のなかがきれいになっていきそうな、滑らかで艶のある味。


夜食はこちら。ミックスナッツ。

鉄分が取れるかなぁと思って。


明日のメインディッシュはレバーだ。

子育てとPMS

今1番ほしいもの。それは、環境を整えるエネルギー。


私の理想はこちら。


坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を

坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を


台所育児をするためには、失敗を怒らない寛容な心と、ちびっこが安全かつ簡単に作業するための道具や環境の整備が必要。

その準備をするエネルギーがまだ湧かない私。


いつやるの?と問われて、

「今でしょ」

と即答できないことって、一生やらないまま終わってしまう。


この前の日曜日、家族3人でパンを作ったときのこと。

トッピング用の具材を、生地に乗せずに食べる食べる。

カチンときた。それはパンに乗せるものでしょ?説明したよね?どうしてそういうルールが守れないの?

泣かせた。

楽しく過ごしたかったのに、私はその時間をめちゃくちゃにしてしまった。


ただトッピングするだけ、簡単な作業を用意しても壊される。まだ見守る気持ちも足りていない。


寝かしつけなしでひとり寝るのも、まだ難しかったようだ。私は気がつかないほど熟睡していたのだけれど、3時頃夜泣きして、だんなが相手をしたらしい。


今の私は、いわゆるPMSってやつなのだろうけど、どうしてこんなに眠いのか。

思い当たることをやっていたとしたら、妊娠を疑うところだが、それはない。

生理前のイライラなんて、妊娠前は無縁で、映画の中のティーンエイジャーがからかいのネタに使っているだけの単語だったPMS。産後はすっかり自分事になってしまった。

毎月、あぁきた~と思うのだけれど、この頭の中だけが、ぼんやりと、悶々と苦しい状態には未だ慣れず、上手に付き合えない。生理痛よりずっと苦しい。眠いのに、眠れない。身体のどこも痛くないのに、動けない。


こんなとき、言われて1番傷つく言葉は、

アンパンマン(テレビ)見たい」

ビデオかけて、自分は寝られる!ラッキーって思えば良いのに、寝るのを我慢してどうにか動いていたのに、娘を退屈させてしまったという事実を突き付けられることが辛い。

「テレビに執着する人間は嫌いだ」

と言って、泣かせてしまった。自分はテレビ未満の親のくせに、意地を張ってしまう。

今日も反省の嵐。

PMSって、どう対策すれば良いんだろう?

心を鬼にする難しさ~2歳4ヶ月、ひとりで寝る~

歩きたくないと言いながら泣くとき、泣かせたままでも歩かせた方が良いのか、それとも、泣かせてまで歩かせることはないと抱っこするのが良いのか、私はいつもこの判断に迷う。


本音は当然歩いてほしい。体力のある子になってほしいし、歩いてくれないとこちらの身体が持たない。


でも、抱っこは甘やかしなのか?そもそも、それが甘やかしだとして、甘えさせることは悪なのか?


どちらがその子のためになるのかという視点を重視するにしても、まだ2歳。幼稚園に通っている年齢ならば迷わず歩かせるけれど、今はまだ2歳なのだ。


甘えさせるときと、心を鬼にするときの基準が、私にはまだない。ここが1番難しい。


今日は、旦那と、おしっこを漏らしたらひとりで寝ると約束していたけれど、夜、私が部屋を出ていこうとしたら泣いた。しばらく一緒にいたけれど、2回蹴られて痛かったので、おやすみと言って部屋を出た。

大泣きに見兼ねて様子を見に行ったのは、私ではなく旦那。うまいこと話をつけて、「今日はひとりで寝る」と決心させた。


なんか最近、良いところを持っていかれる。


2歳4ヶ月。ひとりで寝られたら偉い。


寂しいのは、実は私の方なのだ。