panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

まだ眠りたくない娘ともう目覚めたくない母の会話

「トイレに行く?」と問うと必ず「お花を摘みたいです。」と返ってくる。 新しい自転車の後ろで、「大丈夫かなぁ?大丈夫かなぁ? 」と声が聞こえる。人を後ろに乗せて走るってこんなに不安定なものなの?自転車に乗れない子どもになった気分。絶対に手離さ…

大人になってから読む児童文学

梨木香歩の『西の魔女が死んだ』は、国語の模試や夏休みのワークブックなどの定番で、断片的に何度も読んだ記憶がある。まいという中学生の女の子が、学校に行けなくなり、しばらくおばあちゃんの家に居候するという話。西の魔女とは、まいのおばあちゃんの…

何もないから良いんだよ

明日で夏休みが終わる。私ではなくて、旦那の夏休みが。毎日どこかに出かけ、毎晩夕食をつくる。娘にトイトレ係を使命されトイレに付き添う。そんな充実した1週間を送っていた。 行きつけというほど頻繁に利用しているわけでもないが、大好きなパン屋さんが…

未だに引きずっている不満~食事編~

偏食がない人、何でもおいしいと言って食べる人は、その人自身も幸せだと思うけれど、一緒にいる人にも安心感を与えてくれる。つまり、何でもおいしく食べられる人は好かれる。誰かと一緒に遊ぼう、食事をしようという話になったとき、店選びはお互いに気を…

雨なのに「お花を摘んで来たよ」と言った娘と起き上がる気力もない私

起き上がるのが辛いくらい体調が良くない。半日ひとり布団で横になっていると、ガラガラ… 娘「お花を摘みに行って、お花を摘んで来たよ。」 外は雨。お昼寝散歩に行ったのに、雨が降ったから眠れずに帰ってきたはずだった。 は? としお「トイレに行って、お…

3人の夏休み、終わらない課題

クーラーがほとんど要らない。むしろ寒くて、タオルケットの取り合いをしなければならない。そんな日が数日続いている。お盆が終わったのに、旦那はまだ夏休み。正直、長いなぁ、どんだけホワイト企業なんだ?って思っていたのだけれど、気がつけばもう木曜…

理想のバッグと3世代おそろいのバッグの話

今週のお題「カバンの中身」 ショルダーバッグの中身定期入れ 財布 カギ スマホ ハンカチ ティッシュすぐに取り出したいもの、貴重品はショルダーバッグに。でも、これが全部入るちょうどいい大きさのバッグに出会えない。マジックテープじゃなくて、ファス…

雨の中、自転車で出かけてみた

自転車のある生活をするのは、高校生のとき以来だ。東京は道路が狭くて、自転車に乗りたい気分にはならなかった。人にも車にも気を遣わないといけないし、気を遣ってもらえることもない、肩身の狭い思いをしてまで乗りたいものではなかった。雨の中自転車を…

昨日の夢と教訓

夢から現実に引き戻されるときの唐突さは残酷。 クライマックスでテレビの電源を落とされるのと全く同じ。誰かと会話をしている途中で、もしくは、これから何かを伝えようとしたその瞬間に、プツっと線が切れて、布団の上、横を向けば見慣れたカーテンがあっ…

アンパンマンミュージアムから帰ってきた夜のお話

「アンパンミュージアムの滑り台に乗りたかった気持ち。」「ミュージアムの中に入りたかったぁ。」「アンパンマンと遊びたかったぁ。」 その場で言えばいいのに。 アンパンマンは雨が降ると力が出ないんだから仕方がないね、と言ってみた。だから、濡れても…

雨の日のアンパンマンミュージアム

世の中には2通りの子どもがいる。欲しいものは何でも買ってもらえる子どもと どんなに頼んでも買ってもらえない子ども。その中間を取り、充足感を得て笑顔でいられる子どもはレアだと思う。大人の力量と子どもの忍耐力のバランスを一致させるのは容易でない…

2歳3ヶ月 本日の名言

母「そんなの食べたら死んじゃうよ、ダメでしょ。」最近、赤ちゃん返りして、ごみとかばっちいものを口に入れる。注意して帰ってきた応えは、み「死んじゃってもいい!」母「ダメでしょ‼」 唐突に、「あっちょんぶりけ!」他人のほっぺをこれでもかというく…

青の悲劇

夫婦喧嘩、というか、いつも私が一方的に攻撃するだけなのだけれど、早速早朝から勃発。原因は、としおが出張先で買ってきた謎のエスニックズボン。ネットに入れたのに色落ちして、タオルは全部雑巾色、私の服も娘のパジャマも青に染まって、1番許せなかった…

ONE PIECEが苦手な理由

帰国したとしおは、1日中寝ていた。 「ワンピースの新刊買ってきて」とLINEが飛んで来てから帰ってきてもなお、その返事が「既読」になることはなかった。 ONE PIECE 86 (ジャンプコミックス)作者: 尾田栄一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/08/04メデ…

さようなら。お帰りなさい。

今日からお盆。ご先祖様が、死者が帰ってくる。じいちゃんが亡くなるまで、物心ついてから身近な人の死を経験したことのなかった私にとっては、特別な意味など持たない、単なる休日だった。 3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メ…

雨乞いの心理

雨の日が好きだ。家のなかにいることを許されて、誰にも邪魔されない安心感と、雨に濡れなくても良いことを許される優越感に浸れるから。雨の音も好き。静か過ぎると心臓の鼓動が耳に響き過ぎる。不安を煽る外の物音も、自分が欲する雑音も掻き消してくれる…

帰ってきて思うこと。

自分の家じゃないみたいな感覚。いつも緊張感があって、いつになったら慣れるんだろうってヒヤヒヤ。朝には旦那が帰ってくる。どんなふうに生きていけばいい?夕陽が海に沈むのを自宅の窓から見たい。 外の風が家中を吹き抜ける心地よさが恋しい。 私はライ…

王さまの耳はロバの耳

ひとりで行動できない息苦しさと、子どもの騒ぎ声にごまかしてもらっている安心感。どちらか一方を棄てたら、前に進めるかしら?読んで書いてを繰り返す今の生き方は、暇人の所業だ。本音を吐き出す箱がほしい。嘘をつかない、でも、言いたくないことは言わ…

今日の名言

母「みーちゃん何してるの?」 み「チャージしてるの。」おもちゃのお金を窓に差していたときの一言。 粘土遊び母「アンパンマンできたよー」 み「切ってもいい?ドラえもんにあげるの」切り刻まれていくアンパンマン。 娘の将来がちょいと心配に。 この後作…

今夜は眠れない

宮部みゆきの『今夜は眠れない』を読んだ。想像していたよりもキレイでまとまりの良いストーリーだった。もうちょっとコメディ色が強いものなのかなぁと思っていたのだけれど、笑えるシーンはなく、だからといって切迫感もなく、胸が締めつけられるシーンも…

帰る前の本音

そろそろ鐘が鳴る。 魔法が解けてしまう前に帰らなければ。 帰ったら、どんな人生が待っているのか。 「お土産何がいい?」と旦那に問われた私は、「何も欲しくない。食べ物にもそそられない。」 この2週間は楽しかった。1日1日、幸せを噛み締めて生きた。青…

2歳3ヶ月の名言part2

口に手を当てて「うふふっ」 アゲハチョウを見てみ「あれはなに?」母「アゲハチョウ」み 「あげはーちょ?」「はげ?あげちょーちょ!」 自転車に乗った知らない坊主のおじさんを見て 「お坊さんだ!」 「マミーは29歳。ダディは31歳。30歳じゃなくて31歳。…

高3の夏、野球の思い出

今週のお題「高校野球」 高校3年の思い出の8割は野球だと言っても過言ではない。クラスメイトの名前さえ覚えていない私が、1度も口を聞いたことのない球児たちを応援していたのだ。マー君と佑ちゃんの勝負の夏。受験勉強そっちのけで夢中になった。頑張るの…

田舎あるある

私の実家と母方の祖母の家の共通点は、どちらも田舎ということ。ふと気がついた田舎あるあるを紹介する。 その1 玄関があるのに、玄関以外の場所から人が出入りする。なぜか玄関から入らないんですよね。そこに住んでいる我らが家族も、近所の人や友達も。私…

2歳3ヶ月の名言

おうた編「メリーさんのlittle lamb little lamb ~」途中で英語になる。「ワン トゥー ワン トゥー おくすりー」one two three と言うべきところ、確かに、そう聞こえなくもないかも。 「さかみちートンネルーくさったら~いっぽんだーしにーでこぼーじゃー…

シンデレラの末路

魔法はいつか解ける。この上ない幸せを感じる至福の夜は、必ず明ける。たぶん数日は、その余韻に浸って生きていけるけど、陽が上り始めて、空が紫を帯始めると、胸が次第に高鳴り、苦しくなったことも忘れない。電気のついていない暗い部屋に、独りで帰り、…

『進撃の巨人』23巻 感想

朝、6:30コンビニに買いに行きました。 ここから先、しばらく、主人公はライナーになりますね。 進撃の巨人(23) (講談社コミックス)作者: 諫山創出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/08/09メディア: コミックこの商品を含むブログを見る ジークが王家の血を…

母娘の夏休みジプシーライフ

電車のなかで半日過ごし、今日は東京へ1泊。明日はまた半日移動。さらに田舎へ向かい、数日過ごすつもりだ。ホテル代わりの拠点を複数持っているのは幸せだ。帰りたい場所、大切な場所がたくさんあって、そこに行く度に自分のことを大事にしてくれる人、自分…

旅立ちの景色と明日の楽しみ

黒い雲が渦巻く空。田んぼはそれでも、わずかに顔を見せる青空に光をもらって、金色に輝こうとしている。遠くに見える小高い山は深緑。その山が、無数の木によって緑に見えることがわかるまで近づくと、山は開いて、海が見える。 沖縄の海のようなエメラルド…

タイムリープで救えるもの、救えないもの

雨が降っているかのように風がざわめく。 嵐の前の静けさ、という言葉があるけれど、もうすでに静けさは去ってしまった。明日、無事に東京へ行けるのだろうか。かつての日常を巡る旅、静養期間の折り返し。読書や映画鑑賞に没頭する。普段は食べないお菓子を…

重松清『疾走』を読みきった感想

木陰の下、季節外れの紫陽花が、未だ鮮やかな青を保ったまま咲いている。日に当たらないからこそ、生き延びた花たちは、何を思って咲いているのだろう。長寿の喜びか、寂しさか。雨に打たれてこそ美しいその花は、緑の木々によって暑さから守られてきたもの…

仮面夫婦の遠距離事情と一線

旦那が海外出張に行ったとき、妻はどうするものだろう?LINEでテレビ電話?しない。いちおう、みーみー動画や写真は癒しになると思って送ってあげてはいるけれど、それ以外は特別、話したいこともないし、向こうも話すことがないようで、特に連絡は来ない。 …

『心が叫びたがってるんだ。』が思いの外気に入った3つの理由

実はネタバレや感想を確認してからの視聴だった。細谷さんの声を聴きたいという動機以外は持たずに見たのだけれど、思いの外、私のなかではそこそこヒットした。 心が叫びたがってるんだ。 [Blu-ray]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2016/03/30メデ…

たとえ今日が人生で最後の幸福でも…

ファミレスで外食、からの温泉。そして、帰りの車のなかで、遠目に花火を見る。まだ満月になりきれていないお月様と、目を細めてやっと見つけた夏の大三角。たった1晩にたくさんの特別を凝縮した毎日を送っている。幸せだと思う。これが、自分の人生で最後の…

過保護のカホコが面白い

私は数年に1本くらいしかドラマを見ない。記憶に新しいのは、『斉藤さん2』『Nのために』『デート 恋とはどんなものかしら?』そんな私が久々に楽しみにしているドラマが『過保護のカホコ』。高畑充希と黒木瞳の演技が光る。うわ~こういう人いるかもやだぁ…

祭りの夜、星に誓う

久しぶりに星を見た。小さな星が、広すぎる空に点々と散りばめられている。ひとつひとつ、色も大きさも輝きかたも違うけれど、目を凝らさなければ見つけられない控えめな星たち。学生時代に身につけていた、チープな指輪のダイヤより小さかった。見失いたく…

自分の中にある怖い気持ち

今週のお題「ちょっとコワい話」 催眠術とか洗脳とか、自分が実際にかけられなければ絶対に信じることができないだろう。でも、かけられたら困るし、かからない自信もある。そういう自信がある人こそ危ないんだよーとよく言われるし、実際その通りなのかもし…

人生で初めて出会うラブストーリー

絵本『しろいうさぎとくろいうさぎ』小さい頃に、ジャケット買いした1冊。22年前に購入したみたいで、買った日の日付が、最後のページに書いてあった。 しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ)作者: ガース・ウイリアムズ,まつおかきょうこ出版…

ミステリーで物思いに耽ってみる

実家に帰ってやることと言ったら、山積みになっている文庫本を崩して、むさぼり読むこと。 今回はこちら。人質カノン (文春文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (…

変わらない夏

目玉焼きの白い膜を箸でつつくと、オレンジ色の黄身が流れる。醤油かソースか、シンプルに塩コショウか。ソースを選んで黄身に絡めて、白身の両端を箸で挟んで、ごはんの上に1度のせてからガブッと一口。 白いごはんにこぼれるオレンジ。卵かけごはんは苦手…

ドラマでしか見たことのなかったハチクロを今更だけど漫画で読んでみた

ドラマでハチクロを見たのが何年前だったのか、10年以上前かな?というくらいにしか思い出せない。 主人公の竹本祐太は平凡すぎて地味な印象、ヒロインのはぐみは、私にとっては、あまり可愛がれないタイプのよくわからない子だった。 それぞれの登場人物が…

結婚記念日に思うこと

良くも悪くも、日が登るともう眠れない。 1日の始まりが不安でたまらなくて目覚めてしまう。 でも、眠くて辛いわけでもなく、コーヒーを入れてひとりのんびりする時間も悪くない。なんというか、元気が出ないのだ。そう、元気が出ない。 この言葉がストンと…

好きなアイス

今週のお題「好きなアイス」その1 ピノその2 ハーゲンダッツのチョコレートブラウニー アイスはチョコレートが好きだけど、今まで食べたアイスで1番好きだったのは、ローマで食べたピスタチオのジェラート。 あとはスイカとかメロンの器に入ったシャーベッ…

懐かしい明日を求める気持ち

引っ越し早々、としおが初の海外出張。 それに合わせて、私は1年ぶりに帰省しようと思う。夏に帰るのは何年ぶりだろう?留学の直前が最後だったのでは?と思うので、8年ぶり。 夏休みなのに、普段より早起きしてラジオ体操に行かねばならなかった小学生時代…

僕が僕であるために。

1週間フレンズ。の続編見たさから律儀に集めている単行本。今回も桐生くんは登場しないのだけれど、それでも、ほんの数ページの続編は面白くて、何度も繰り返し読む。ネタバレを探しても全然見つからず、発売日から2日経ってようやく手元に届いたこちら。 …

辻村深月『水底フェスタ』

何が本当の悪で、何が善なのか、正しい正義感を持った人間は誰なのか、そして、それを決めるのは誰なのか。折り返し地点辺りで身震いした。村社会の影、こんな話って、実際にあるのだろうか。登場人物ひとりひとりが怖いのだ。人当たり良い人間も、子どもも…

辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』

日常を取り戻すために必要だったこと。私にとって、それは、辻村深月の作品を読むことだった。 今回読んだのはこちら。 オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/05/20メディア: 文庫この商品を含むブログ …

日常のない日々

引っ越し3日目。これからの生活がどんなものになっていくのか、まったく想像できない。時間の感覚がまったくなくて、いつの間にか夜がきて、朝が来る。ほっと一息つけるのは夜。 昼はなんだか落ち着かない。引っ越しって、どこにも行っても最初はそんなもの…

まだごみ屋敷、いつかは都

引っ越し完了。まともな環境が整うまでに、一体何日かかるのか… 持つべきものは旦那の両親。本当にありがたくて、あと10日くらい同居したい気持ち。なやみどころは近所の飼い猫とごみの分別。 ごみがいつまで経ってもなくなる気がしないのと、食洗機を使いこ…

無責任に生きる

200円くらいにしかならないと思っていた冷蔵庫が5000円で売れた。買ったときは30000円。2年間使った。 処分していたら5000円くらい払わなければならなかったのに。としおの執念に感謝。 引き出物のグラスは、売りに行く時間がもったいないので結局箱に詰めた…