panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

essay

結婚式の帰り道

なかなか会えない友人たちと再会できるきっかけとなるのが結婚式。逆を言えば、結婚式がなければほとんど再会できないまま時が過ぎていく。 呼んでもらって、こちらがお祝いする側だというのに逆に楽しませてもらってありがたいなぁと感謝の気持ちでいっぱい…

10年前の私は、死ぬ前にマチュピチュに行きたいと思っていた。

10年前、大学1年生。9月後半ということは、そろそろ秋学期が始まる時期で、アルバイトをしたいと思って、面接を受けて…これからというあたりかな。 最高に楽しかった夏休みの後は、羽目を外し過ぎたことを反省しなければならなかった。少し冷静に、人との接…

もうひとつの呪い

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』で、黒猫が京介にキスをして、「呪いよ」というシーンが好きだったことをふと思い出した。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)作者: 伏見つかさ,かんざきひろ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売…

自分で自分にかけた呪い

2ヶ月で、2年分動いたような気がする。引っ越してきたのが、たった2ヶ月前だなんて信じられない。もうこちらの方が長く住んでいるような感覚で、4年住んだはずのあの街は、もう遠い思い出になってしまって、すっかり他所の人のもの。 日常が非日常になって手…

嵐の夜に手を伸ばす

眠くなったり、だるくなったり、そんな体調の変化があると、「私妊娠したのかなぁ?」と周囲の女性は思うらしいということを知り、私は衝撃を受けた。 妊娠したかも?と思うということは、そして、間違いない!絶対妊娠しているという強い確信まではいかない…

秋が来れば思い出すこと

乾いた風の中に、キンモクセイが香ると、秋になったなぁと少し寂しい気持ちになる。まだ山のシルエットは、ぼんやりとした蒼色だけれど、青空が少しずつ澄んできたのがわかる。嫌だったはずの湿気がわずかに残っていて、まだちょっと暑いと感じることに、な…

私の頭の中の落書き

なんか、急に多忙になってしまった気分。To doリストを作って、やるべきことをメモして…メモしてる暇があったらさっさとやれ。やらないと、終わらないんじゃない?と自分の頭の中で何人もの人間がつぶやき合っている。 やるべきこと、やらなければいけないこ…

演じるということ

今日私は、『不思議の国のアリス』のアリス役を演じた。小学校の学芸会、高校文化祭での演劇コンクール、どちらもお情けで一言二言ソロのセリフがあるくらいのちょい役しかやったことがなかったから、アラサーになってそれなりにセリフのある主役をやれるな…

ひとりの朝

日曜日。朝7時。私は今、ひとり朝マック。驚くことに、隣に座っているのは中学生。てっきり書類に目を通すサラリーマンだと思っていたのに、胸に「中」の字。失礼いたしました。もう一方の隣には女子高生ふたり。こちらは国語の教科書を広げている。母になっ…

朗報

学びの仲間がいることは良い。逃げ腰になっていたのが嘘であるかのように、やりたい!という気持ちが甦る。英語講師の研修も、残り2回で終わる。会えなくなるのは寂しいから、みんなそれぞれ、諦めないで開設までたどり着きたい。新居のカーテンがつんつるて…

何もないから良いんだよ

明日で夏休みが終わる。私ではなくて、旦那の夏休みが。毎日どこかに出かけ、毎晩夕食をつくる。娘にトイトレ係を使命されトイレに付き添う。そんな充実した1週間を送っていた。 行きつけというほど頻繁に利用しているわけでもないが、大好きなパン屋さんが…

昨日の夢と教訓

夢から現実に引き戻されるときの唐突さは残酷。 クライマックスでテレビの電源を落とされるのと全く同じ。誰かと会話をしている途中で、もしくは、これから何かを伝えようとしたその瞬間に、プツっと線が切れて、布団の上、横を向けば見慣れたカーテンがあっ…

青の悲劇

夫婦喧嘩、というか、いつも私が一方的に攻撃するだけなのだけれど、早速早朝から勃発。原因は、としおが出張先で買ってきた謎のエスニックズボン。ネットに入れたのに色落ちして、タオルは全部雑巾色、私の服も娘のパジャマも青に染まって、1番許せなかった…

雨乞いの心理

雨の日が好きだ。家のなかにいることを許されて、誰にも邪魔されない安心感と、雨に濡れなくても良いことを許される優越感に浸れるから。雨の音も好き。静か過ぎると心臓の鼓動が耳に響き過ぎる。不安を煽る外の物音も、自分が欲する雑音も掻き消してくれる…

帰ってきて思うこと。

自分の家じゃないみたいな感覚。いつも緊張感があって、いつになったら慣れるんだろうってヒヤヒヤ。朝には旦那が帰ってくる。どんなふうに生きていけばいい?夕陽が海に沈むのを自宅の窓から見たい。 外の風が家中を吹き抜ける心地よさが恋しい。 私はライ…

田舎あるある

私の実家と母方の祖母の家の共通点は、どちらも田舎ということ。ふと気がついた田舎あるあるを紹介する。 その1 玄関があるのに、玄関以外の場所から人が出入りする。なぜか玄関から入らないんですよね。そこに住んでいる我らが家族も、近所の人や友達も。私…

シンデレラの末路

魔法はいつか解ける。この上ない幸せを感じる至福の夜は、必ず明ける。たぶん数日は、その余韻に浸って生きていけるけど、陽が上り始めて、空が紫を帯始めると、胸が次第に高鳴り、苦しくなったことも忘れない。電気のついていない暗い部屋に、独りで帰り、…

母娘の夏休みジプシーライフ

電車のなかで半日過ごし、今日は東京へ1泊。明日はまた半日移動。さらに田舎へ向かい、数日過ごすつもりだ。ホテル代わりの拠点を複数持っているのは幸せだ。帰りたい場所、大切な場所がたくさんあって、そこに行く度に自分のことを大事にしてくれる人、自分…

旅立ちの景色と明日の楽しみ

黒い雲が渦巻く空。田んぼはそれでも、わずかに顔を見せる青空に光をもらって、金色に輝こうとしている。遠くに見える小高い山は深緑。その山が、無数の木によって緑に見えることがわかるまで近づくと、山は開いて、海が見える。 沖縄の海のようなエメラルド…

仮面夫婦の遠距離事情と一線

旦那が海外出張に行ったとき、妻はどうするものだろう?LINEでテレビ電話?しない。いちおう、みーみー動画や写真は癒しになると思って送ってあげてはいるけれど、それ以外は特別、話したいこともないし、向こうも話すことがないようで、特に連絡は来ない。 …

祭りの夜、星に誓う

久しぶりに星を見た。小さな星が、広すぎる空に点々と散りばめられている。ひとつひとつ、色も大きさも輝きかたも違うけれど、目を凝らさなければ見つけられない控えめな星たち。学生時代に身につけていた、チープな指輪のダイヤより小さかった。見失いたく…

変わらない夏

目玉焼きの白い膜を箸でつつくと、オレンジ色の黄身が流れる。醤油かソースか、シンプルに塩コショウか。ソースを選んで黄身に絡めて、白身の両端を箸で挟んで、ごはんの上に1度のせてからガブッと一口。 白いごはんにこぼれるオレンジ。卵かけごはんは苦手…

結婚記念日に思うこと

良くも悪くも、日が登るともう眠れない。 1日の始まりが不安でたまらなくて目覚めてしまう。 でも、眠くて辛いわけでもなく、コーヒーを入れてひとりのんびりする時間も悪くない。なんというか、元気が出ないのだ。そう、元気が出ない。 この言葉がストンと…

日常のない日々

引っ越し3日目。これからの生活がどんなものになっていくのか、まったく想像できない。時間の感覚がまったくなくて、いつの間にか夜がきて、朝が来る。ほっと一息つけるのは夜。 昼はなんだか落ち着かない。引っ越しって、どこにも行っても最初はそんなもの…

まだごみ屋敷、いつかは都

引っ越し完了。まともな環境が整うまでに、一体何日かかるのか… 持つべきものは旦那の両親。本当にありがたくて、あと10日くらい同居したい気持ち。なやみどころは近所の飼い猫とごみの分別。 ごみがいつまで経ってもなくなる気がしないのと、食洗機を使いこ…

無責任に生きる

200円くらいにしかならないと思っていた冷蔵庫が5000円で売れた。買ったときは30000円。2年間使った。 処分していたら5000円くらい払わなければならなかったのに。としおの執念に感謝。 引き出物のグラスは、売りに行く時間がもったいないので結局箱に詰めた…

出会い尽くす

雲と月の距離が遠い。 煙のように速く、わたがしよりも薄いちぎれ雲を見上げながら歩く深夜の街。こんな時間にひとりで出歩くのは学生の時以来だ。 可愛く見えたら襲われちゃうかもしれないから、と言ってあえてダサい格好で家を出てきたものの、外の鏡で自…

空白を埋めるために

アメリカ留学で寮生活を1年弱体験したら、独りで暮らし、暗い部屋に自分で電気をつけて入るのが苦手になった。お風呂とトイレ以外はひとりでいる時間はほとんどないと言っても過言ではないほど、ずっと誰かと一緒にいた。帰国後、妹と3人暮らしを始めた私だ…

今、助けてくれる人、必要な言葉

私は何もかもさらけ出している人間に見えるに違いないが、本当に不安に思っていることは口に出せないらしい。それを言葉にすることによって、聞いてくれた人がそれをもっと深刻にとらえてしまったら、私は絶望してしまうから。大丈夫だよーなんでそんなこと…

暑さのなかで。

暑い。唇を噛むとしょっぱくて、こんなとき私は水よりも甘いアイスを食べたくなる。娘を預けて接骨院へ向かう途中、スーパーなどないものだから、いつもは躊躇して買わないコンビニアイスを買って食べてしまった。午前中はそんな感じで終わってしまいそうだ…