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ゆー and みー with104

20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。嬉しいことも苦しいことも笑いに変えて前向きに生きたい人へ。

灰谷健次郎の『天の瞳』を読んで思うこと

こんばんは☆母ブロガーKoriです。
灰谷健次郎の『天の瞳』は母として、大人としての私のバイブル。
でも、胸がいっぱいになりすぎて、考えがまとまらないというか、本音と理想のギャップを埋めるのが難しいなぁと思うのです。

純粋に、高揚している気持ちを書き連ねていきたいと思います。


1. 小瀬倫太郎のような子どもを育てたいという本音

感受性豊かで、誰に対しても自分の考えをはっきり述べる。

おかしいと思うことにはおかしいと指摘し、とことん闘う。

人との繋がりをどんどん広げ、大切にし、そこから多くのことを学んでいる。

嫌いな人、敵対する人間のことも切らず、徹底的に向き合う。そして、相手を変えていく。

学校以外の場でもたくさんのことを学んでいる。料理もできるし、本もたくさん読んでいるし、少林寺拳法も強い。

単刀直入に言えば、すごくカッコいい、最高に良い男です。

私は、こんな子どもを育てたい、自分の子どもにこんなふうになってほしいと思いました。

それと同時に、この思想は危険だなぁとも思います。

私の娘、みーみーは、小瀬倫太郎ではない。
彼女には、彼女の人生があって、彼女が自身の責任で作っていくものだから。

でも、いつか、倫ちゃんみたいな彼氏をうちに連れてきて‼と笑い話をしたい。
娘にぜひぜひ読んで欲しい、出会ってほしい本です。
小学校高学年までに読み聞かせでも、自分で読むのでも良いから、これだけは絶対に薦めます。

倫ちゃんと出会って、私は、これから娘の成長を見ていくこと、誰かの親として、自分自身も試行錯誤しながら成長できることが楽しみになりました。

倫ちゃんはどんな大人になるんだろう?
どんな人と恋をして、結婚して、親になるんだろう?
先の成長をもっともっと読みたかった‼


2. 倫太郎のじいちゃんのような人間になって子どもと接したいという理想と、この人に出会いたかったという本音

倫太郎を倫太郎にしたのは倫太郎のじいちゃん。
亡くなってもなお、倫太郎の心の仲で生き続ける。

とても偉大な方です。
子どもにとって、こんな存在が身近にいたら、とても幸せでしょう。

私は、この人のようになりたいというより、この人に出会いたかったなぁと思ってしまいます。

目標にするのも畏れ多く、憧れるとか尊敬するという表現は何だか軽薄。

私は、仕事をしたい、仕事を通して出会った人を幸せにしたいと思えるようになりました。

好き嫌いで人を分けない、誰からでも、どんなものからでも学べる。
この言葉を呪文のように唱えながら毎日踏ん張って生きています。


3. なんでも学校をつくる

生徒に点数をつける学校教育とは違う、生きるための教育、大人も子どもも最高に面白い授業をやりたい!自宅で‼

たまにはフィールドワークも良いし、ゲストスピーカーもジャンジャン呼んで学びを深めたいけれど、自分自身が面白いことをやりたい。それが今の私の目標です。

「みーみーの人生を最高に面白くしてやろうよ!」

私はとしおに言いました。
としおはちょっとポカン…なんのこっちゃですが、私は絶対にやりますよ!


4. 仮面夫婦でもいいんじゃない?夫婦のかたちって色々あっていいと思う。

倫太郎の両親の関係はちょっと複雑。
母親の仕事はどんどん軌道に乗っていくのに、父親は自分で立ち上げた出版社がうまくいかなくてピリピリ。

家族みんな、並んで…
家族ひとりひとりそれぞれ…

私は、後者の家族関係でいたい。
それでいいんだと思う。

倫太郎の親友、ミツルの両親は、それぞれに愛人を持ちながらも婚姻関係を続け同居している。
それでもお互いさっぱり、子どもにも受け入れられている不思議さ。

私もそれでいいや~(笑)


天の瞳を読んだら、生き方が変わります。

教師にはかなり辛口で、これを読んだら私の中に学校の先生という選択肢はなくなってしまうけれど…

理想論、きれいごとだと言って片付けたくなる気持ちも痛いほどよくわかるんです。
でも、そうは思いたくない、そう思わない人間になりたいなと思わせてくれる。

自分の頭で考えて、手と足を動かして、私は「仕事」をする。