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ゆー and みー with104

20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。嬉しいことも苦しいことも笑いに変えて前向きに生きたい人へ。

『冷静と情熱のあいだ』は赤から読むのが正解だった

今日は、辻仁成の青を読みました。

青の方が、ちょっと先の未来まで描いているので、赤で悶々としてから青を読むと、読後感が良いです。

気持ちを掻き乱されたくなければ、落ち着いた気持ちで読みたければ、まぁ青からでも悪くはないのでしょうが…種明かしをしてもらってから手品を見るようなものなので、ネタバレ好きでなければ赤から読むべきですね。

あおいの恋人マーヴにはそれほど嫌悪感はなかったけれど、順正の恋人芽実には我慢ならないのはなぜだろう?

醜くて、痛くて、相手にされていないことがわかっているくせに自惚れちゃってる感じ、私もそんな人間だったことがあるけれど、ふたりが別れたらスカッとしてしまう私。

愛していなくても繋がれる、かつてはわからなかったこんな気持ちまですんなり受け入れられる自分になんだかショックを受けた。

私は、あおいのことは好きだけれど、彼女の選択は読者をがっかりさせるような大人な展開。

順正も同じだったら、この物語は一生忘れられない苦しい物語になっていたと思う。

描かれなかった未来を思い描くと幸せな気分になる。

芽実に対してざまあみろとビッチ発言をした私だけれど、最後はふたりの幸せを喜んで本を閉じることができる。

だから、絶対に赤から青です!