panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

娘につけたかったけれどダンナに却下された名前を紹介します。

子どもに名前をつけるとき、皆さんはどんなことを考えますか?

私は、男の子だったら、『豊』か『聡』にしようって、中学生の頃から決めていました。

尾崎豊妻夫木聡が好きだから、それだけです。

誰でも読める、
誰が見ても変だと言わない思わない、
そんな名前であれば堂々と生きていける。

親の期待が詰まりすぎた名前よりずっと自由に伸び伸びと生きていけるはず。

だから、好きな芸能人の名前をつけても良いでしょ?

それが私の意見。

としおに「豊と聡どっちがいい?」って訊いたら

「豊」

と言ったので、

男の子の名前は一瞬で決まりました。


ところがどっこい。

女の子の名前はどういうわけか、かなりもめました。

ふたり合わせておそらく100近く候補を出し、
ふたりともOKを出した名前は3つだけ。

としおと私共通の条件は以下のふたつ。

1.どこに出しても恥ずかしくない「普通」の名前

2.苗字が2文字だから、響きを考慮して3文字の名前


衝突した意見は以下のふたつ。

1.画数を気にするとしおと、気にしない私。

女の子は結婚したら大抵苗字変わるんだから、今の名前が良くても意味ないでしょ。
むしろ嫁に行って幸薄くなったら残念だから少し悪いくらいがちょうどいい。


2.ひらがなの名前がお気に入りの私と、漢字がないのは可哀想と主張するとしお。

名前の意味なんて、後から自分でどんどん作っていけばいい。想像の幅もあるし、そのときの気持ちや目標によって心のなかで当て字を変えていけたら楽しいじゃないか、と私は思っていた。


そう、私はひらがな3文字の名前をつけたかったのです。

例えば、

さきちゃん。

凪のあすから』で初めて出会った名前だけれど、
なんて可愛い名前なんだろうと名前にひとめぼれ。

ひらがなが嫌なら千咲でも知咲でも智咲でもいい。

しかし、われわれの苗字との相性がどうも悪い。フルネームで発音するとすごく言いにくくて、響きがきれいじゃない。

お互い納得した上で却下。


それから、

あかりちゃん。

こちらは凪あすの影響ではなくて、3月のライオンかな?

闇を照らす星明かり、月明かり。

星や月を見るのが好きな私は、この名前がすごく好きでした。

としお「ひらがな好きだねぇ…」

スルーそして却下。

でも、最近人気がある名前なのか、あかりちゃんってその辺にゴロゴロいるので、今思えば、まあ外しておいてよかったかなぁと思います。


みゆきちゃん。

この名前は、響きに関してはふたりともOK。
でも、ひらがな反対論を持つとしおが、美雪なら良いとか言い出した。
5月生まれなのに雪とか意味わからんし。


奈々子ちゃん。

子がつく名前好きー。
吉野弘の『奈々子に』という詩が好きなのでそこからとってみた。

却下。


結局、
賢そうな名前にしようと決めて、色々出し合い3つに絞り、そのなかならこれがいいと選んだのが今の名前。

照れ隠しにざっくり名前の由来を言うならば、

われわれ両親はそんなにスペックも高くないので、子どもに多くを期待するのはおこがましい。
女の子は、ある程度可愛ければ、多少不器用だったりお馬鹿ちゃんでも拾ってもらってなんとか生きていけるだろうけど、

でも、お馬鹿ちゃんはやっぱり嫌だな。
お勉強くらいはできるようになってほしい。

そんな気持ちから選んだ名前です。

もっと真面目に、
期待ではなく願いを込めて言うならば、

自分の気持ちだけでなく、
他人の心の声も、
自然の音も、
目に見えないものの存在も、

耳も、目も、心も澄ませて感じられる子になってほしい。

そして、たくさんのものを吸収して、
自分を愛し、みんなを愛し、
優しさや幸せに包まれながら生きてほしい。

そんな願いを込めることができると思う、

大好きな漢字の1つを当ててつけた名前は、

読み方は馴染みやすく「普通」だけれど、
一目置いてもらえる名前です。

好きな作家さんにサインをもらいに行ったとき、娘の名前もお願いしたら、「ああ良い名前だね」と言ってもらえて私はとても嬉しかった。

もし、ふたりめが女の子なら、「あすな」ってつけたいです。ソードアートオンラインの明日奈ではなく、『名前探しの放課後』のあすな。

まあ、仮面夫婦にふたりめの子どもはないのですが、素敵な名前ってこの世にたくさんあるなぁと名前探しをしながら思っていたのが、もう2年も前になるんですね。

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

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