panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

教育の流行と廃れる伝承文化

藤井四段がモンテッソーリ教育を受けていたということが話題になっているらしい。

というネタのブログが最近多いので自分も思うところを書いてみたい。


マスコミで1度話題にされて知名度が上がると、一気に流行する。


モンテッソーリ教育って何?

受けさせた方がいいの?


なんて、そのものの本質をよく知らないまま躍らされる親もたくさんいるのだろう。

マスコミを通じて知り、興味を持った人が何らかの形でモンテッソーリについて調べ、共感し、自分の子どもにも!と思うことがあったとする。

私はそれを、単なるミーハーだと非難するつもりはないのだけれど、流行にあやかって、エセモンテッソーリ教室が乱立するのではないか、それを見極める力が親にあるのか?そんなことを危惧する。


モンテッソーリに共感し、養成過程を受けた幼稚園教諭で成り立つような幼稚園もあれば、週に1度の習い事みたいなものもある。

モンテッソーリ教育において、「先生」のことをteacherではなく何と呼ぶのか忘れてしまったけれど、本来この教育って、すごく奥が深くて、ちょっと勉強したくらいで先生になってはいけないものだと私は思っている。

週に1度、ほんの1時間だけ子どものペースで好きなことを学ばせたって消化不良になるだけ。
集中できていたら、2時間でも3時間でも続けたいのに、1時間で「はい、終わり。帰ってね。」では何の意味もない。

それでも効果があると信じてお金を落とすカモにはなりたくない。

モンテッソーリの考え方に心底共感した親は、家でも出来る限りの環境を自分で整えている。
教具をまともに買うと高くて揃えられないから、てづくりして使わせていたり、親自身も文献などをよく読んで学び続けている。
そのような方々のブログはとても勉強になる。


大事なのは、どうして自分の子どもにその教育を受けさせたいのか、というビジョンを親が持っているかどうかだと思う。


私は、自分の手や足を使って主体的に動くことを娘に望んでいて、モンテッソーリの日常生活の練習などには興味があるけれど、モンテッソーリ教育を通じて、天才、秀才になることは望んでいない。


モンテッソーリに限らず、教育の流行って探せばたくさんあって面白い。

例えばリトミック。私が子どものときは、習っていた人の方が少なかったんじゃないかな?

でも、今は常識中の常識。お高いものから単発無料のイベントまで、子育てしていたらみんな1回くらいは体験したことがあるのではないかと思う。

なぜそんなにリトミックが人気なのか?
単発イベントは、無料だからとか、育休中の思い出づくり、ママ友づくり、気分転換など、どちらかというと子どもより大人のための時間だと思うのだけれど、リトミックが流行ったきっかけってなんだったんだろう?

親子スイミングも人気。親のリフレッシュ?泳げるようになってほしいという願い?


私も色々やってみて、今日も単発リトミックに行ってきたのだけれど、周りを見ていると、親子で何かしたい、という思いのお母さんが多いのかなと感じる。


子どもにさせたいではなく、一緒にやってみたい。

それは素敵な意識だと思う。


その「何か」が流行のものになってしまっているだけなのかもしれない。



若い母達がわらべ歌を知らない、例えば「あんたがたどこさ」を聞いてキョトンとするという話を聞いた。わらべ歌が廃れ、伝承されなくなってきていることを危惧している人もたくさんいる。

リトミックはみんなやるのに、今の子どもはわらべ歌をやらない。


伝承文化が廃れることに寂しさはあるけれど、せれがなくなることがどうして悪いの?と問われると、答えを出せない私。


私も今どきの親なんだなぁ…


わらべ歌の大切さを、腑に落ちるよう誰かに方ってもらいたい。

そんな親の学びの時間を確保したいものです。