panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

空白を埋めるために

アメリカ留学で寮生活を1年弱体験したら、独りで暮らし、暗い部屋に自分で電気をつけて入るのが苦手になった。

お風呂とトイレ以外はひとりでいる時間はほとんどないと言っても過言ではないほど、ずっと誰かと一緒にいた。

帰国後、妹と3人暮らしを始めた私だったけれど、結局はもう一度独り暮らし。

その頃には、独りにすっかり慣れていて、帰宅してごはんを食べて、お風呂に入ったらそのまま寝て…何も考えず音のない世界に埋もれてそのまま脱け出したくないような気持ちでいた。


今は、トイレもお風呂も「ひとりの時間」ではなくなって、少しは隙間が欲しいのだけれど、実際にはいつの間にか空白を埋めるために動いている。


心にぽっかり穴があいている。
朝起きて麦茶を飲んだら、身体がそれを欲していることを体感するのだけれど、その感覚が懐かしくて喉の奥が痛くなる。

その穴を埋めるために、必死に動いて振り切ろうとしている気持ちは何なのか。

自分でもわからないまま、ひとりでコーヒーを飲み干す朝の時間は至福だなと思う。