panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

ミステリーで物思いに耽ってみる

実家に帰ってやることと言ったら、山積みになっている文庫本を崩して、むさぼり読むこと。


今回はこちら。

人質カノン (文春文庫)

人質カノン (文春文庫)

あれこれ考えたくないときは短編集が1番。
クスッと笑えるような、暗すぎないミステリー。

最近、死ぬことについて色々考えている私が、このタイミングでたまたまこの本を手に取るのは運命だったかもしれない。

世の中不公平だと思っても、まずは生きてみよう。

そんなメッセージ性のある短編映画だった。


死んではいけないと思う瞬間がある。

それは、悲鳴のような娘の泣き声を聴いたときだ。
この声が聴こえるのに、抱き止めることができなくなることを考えたら、絶対に死ねない。

この世にまだまだ読みたい漫画や小説があると思うと死にたくないって思う。でも、この気持ちは、どうしようもないときには忘れてしまうものだろう。


誰かに助けてもらいたくて、でも、ただ泣き叫ぶしかできないときの絶望を、泣いても叫んでもどうにならない愚かさを、私は何度も抱いてきたけれど、娘にはそんな思いをさせたくない。


そんな責任が、ちょっと重いのかもしれない。