panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

過保護のカホコが面白い

私は数年に1本くらいしかドラマを見ない。記憶に新しいのは、『斉藤さん2』『Nのために』『デート 恋とはどんなものかしら?』

そんな私が久々に楽しみにしているドラマが『過保護のカホコ』。高畑充希黒木瞳の演技が光る。

うわ~こういう人いるかもやだぁ~とじわじわイラッとするのだけれど、彼女たちの不幸をざまぁと思ってしまうような不快感は全くなく、他人事だからこそ、クスッと笑って流せる爽やかさがある。

竹内涼真演じる麦野初くんも良い。姿勢が良く、小麦色に焼けた長身の男性の二の腕は頼もしい。娘がこんな男と付き合い始めたら私は嬉しいし、この人にダメ出ししたら、その先良い男なんて現れないだろうにもったいない。


最近よく出会うストーリーは、自分が子どもだった頃、自分の親やら先生やら周りの大人を見て嫌だなぁと思った面が描写されているものが多い気がする。

モンペも過保護も、今の若者がどうこうっているより、一昔前の方が面倒だったんじゃないの?と思うのだけれど、そんなことはないのだろうか。

空気を読まないで思ったことをはっきり口に出すのは専ら若い人で、陰で不満を言うわりに、空気を読んだふりをしてなにも言わないのはおばちゃんという代名詞が板につく人ばかり。

OL時代、すごく暇な仕事で、というか仕事がなくて、ゴミ捨てでもやろうと思って、45リットルのゴミ袋を持っていたら、「重いでしょ?私がやりますから。」とゴミ捨ての仕事さえ奪われるような、そこまで使えない人間ではないんですけど…とそんな昔話をふと思い出す。


価値観が凝り固まってしまった人間が、その壁を少しずつ崩されていくとどうなるのか。過保護に育てられたカホコは、それで幸せなのか、それとも麦野くんとの交流を通して、より良い方向へ伸びていくのか。

最後まで視聴して確かめたい。


ちなみに、私もかなり過保護な家で育った超箱入り娘。『大草原の小さな家』のインガルス家に生まれて、たくましく育ちたかったと思うし、何も身につかなかった自分自身をもて余しながら生きる今も辛いのだけれど、愛される人間というのは何だかんだ得をしているのだとも思う。

味方が多いと生きやすい。自分で自分を甘やかさず、でも、適度に愛されるための隙間をつくる、要領良く生きていきたいものだ。