panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

母娘の夏休みジプシーライフ

電車のなかで半日過ごし、今日は東京へ1泊。明日はまた半日移動。さらに田舎へ向かい、数日過ごすつもりだ。

ホテル代わりの拠点を複数持っているのは幸せだ。帰りたい場所、大切な場所がたくさんあって、そこに行く度に自分のことを大事にしてくれる人、自分が大事に思っている人の存在を思い出せるから。

娘がどう思っているのかは知らないが、こうやっていろんな場所を点々と巡っていると、ジプシーのようなライフスタイルも悪くないなと私は思う。


EARTH GYPSY(あーす・じぷしー)-はじまりの物語-

EARTH GYPSY(あーす・じぷしー)-はじまりの物語-


この本を読んだときは、正直全然ワクワクしなかったのだけれど、何も海を越えて旅をしなくても良いのだ。海を見つめながら、海に沿って走る電車に乗っていたって、ワクワクはある。


帰るべき場所がないのは不安定で心細いものだと思っていたけれど、実際そんなこともない。どこにでも公園はあるし、スーパーもある。お風呂も入っているし、きちんと寝返りできるくらいのスペースで眠ることもできる。ボロアパート時代よりずっと快適で心も元気。

気がつけば明日はもう水曜日。『過保護のカホコ』、この前見たばっかりなのに。

光陰矢のごとし。この諺にうなずける日が来るなんて。

時間は亀のように歩く。なかなか流れてくれない。ここ10年くらい、そんなふうに不満をこぼしながら泣いていた日々の方が長かった気がする。旅をすると、時はながれる。涼しい風のように心地よい早さで。

2歳2ヶ月、電車という公共の交通機関を利用するのは、本来なら親にとって骨の折れる業だと思うけれど、座ったまま相手ができるなんて、こんなに楽なことはない。半日も座ったまま過ごしていられて、愚図られることもなく、きれいな景色を見ながらおしゃべりしたり、パズルをしたり…むしろ日常生活を淡々と送るより快適なのだ。


もう少し大きくなったら、もっともっと遠くに行きたい。花畑を巡る旅とか、星空を眺める旅とか、綺麗な水場を求めて歩き続ける旅とか、テーマのある長旅をしたい。いくつの出会いがあるだろう。想像するだけでもワクワクする。