panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

嵐の夜に手を伸ばす

眠くなったり、だるくなったり、そんな体調の変化があると、「私妊娠したのかなぁ?」と周囲の女性は思うらしいということを知り、私は衝撃を受けた。


妊娠したかも?と思うということは、そして、間違いない!絶対妊娠しているという強い確信まではいかないところがなおさら、妊娠する可能性のある行為を当たり前にしていることを表している。

そんなふうに仲の良い夫婦が私の周りではマジョリティのようだ。


引っ越す前の仲間内では、レス歴2.5年をカミングアウトし、ネタにして笑っていたけれども、今は、口が避けてもレス歴3年を越えているなんて言える雰囲気ではない。

妊娠したときみたいにだるいなぁとか、妊娠したときみたいに貧血っぽいなぁと思うことはあるけれど、妊娠したのかなぁ?と疑問に思うことなんて無縁の私である。


最近、まさに、妊娠フラグの時期を思い出すような不調が続いている。立っているとめまいがするし、身体中の骨が痛い。眠くなくても横になっていたいのに、こういうときに限ってお昼寝をしてくれないので、私の機嫌は最悪である。


雨、台風ならなおさら、ぬくぬくごろごろすることに何の罪悪感もなく家にひきこもっていられるから、私は台風も嫌いではない。家のなかで、雨の音を聴きながら布団に潜っている時間は至福。雨風と寒さを凌ぐ家があって、そのなかで守られていることを実感し、安心するのだ。


娘との折り合いが悪く、私だけ別室で眠るという異常事態2日目。昨日は枕を忘れて眠れなかったけれど、今日は大丈夫。ひとり静かに、私は眠る。


嵐が丘 (新潮文庫)

嵐が丘 (新潮文庫)


台風が来るたびに思い出す、嵐が丘

嵐が丘」も、ジェーン・オースティンの「説得」も、学生時代に読んで、ぼんやりとしか話の流れを覚えていないのに、読んだときの感覚、胸が確かに締め付けられたことだけは鮮明に覚えている。

説得 (ちくま文庫)

説得 (ちくま文庫)


読み返さなければ2度と掴めない、白い雲のような気持ちを取り戻したくなるのは、いつも静かな嵐の夜なのだ。