panda life

白も黒もどちらも私。20代専業主婦の育児、生活、漫画と本の話。

3月のライオン13巻 感想

3月のライオン最新刊、ちゃんと発売日にゲットできました。



なぜか旦那が特装版を買ってた!




3月のライオンで良いと思うのは、人の心の深いところまで、言葉と絵で描かれているところ。

今回、桐山くんとひなちゃんはモブと化してしたけれど、林田先生、島田さん、あかりさん、そして二海堂くん、主人公以外も魅力的なので、色んな人にスポットライトが当たっていたこのような巻も楽しかった。


誰かの優しさに触れ、温かい気持ちになると同時に、悪いこと、怖いことまで思い出す。

幸せな思い出と、悪い思い出が切り離せない。

大好きだった人に傷つけられた過去からすっぽり抜け出すことはきっとできない。でも、それを包んでくれる人はたくさんいる。

私は林田先生が良いかと思うけれど、野口くんも良いし、島田さんも悪くないかもと今回の件で思ったり…あかりさんを幸せにできる人がたくさんいると思うと嬉しい。


二海堂くんは、とにかく死なないでほしいなと毎回思う。一生懸命な姿に心打たれる。名人との対局、私は悔しかったけれど、あの嬉しそうな顔、人それぞれの喜びがあることに気づかされる。
桐山くんとの対局も見たい。


どこへ向かっているか全くわからない物語。ときには激しく躍動感があって、一難去ると静かで切なくて、将棋も恋も、どっちへ進むのか進まないのか、この問題は終わったのか終わっていないのか、終わりが見えないもどかしさが、かえって自然で魅力的で、もっともっと読みたいと思う。こういう作品はなかなかない。